まず半田鏝、細かいパターンを弄くるので先の鋭い物を用意。 鏝の扱いに慣れた人なら30Wくらいの出力の大きいものでも大丈夫かと。 自分は15Wのホーザン製の物を使ってます。 | ||
次にリード線、これは1mm位のならどんなのでもいいです。 LPC-DEBUGの有効・無効(この辺はまだよく分からない)を切り替えるのに使います。 今回は、手持ちにあったUEW線で間に合わせました。 | ||
基板に接続したリードが外れないよう、テープで固定します。 これも普通のセロファン等で十分です。 | ||
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肝心なCheapMODですが、今回これについては説明しません。
リソースはキーワード"CheapMOD"で、Googleさんに聞いてください。
BIOSイメージは"EvoX_MatriX_TSOP_flash.bin"を書き込んどきます。 使うROMについて1言、SST49LF020以外では動かないです。 こいつは初期のLPC-FLASHのようで、LPCバス仕様と微妙に違った動作をするっぽいです。 現行のLPC-FLASH(Winbond 49V002AP)を代りに挿してみましたが、凶箱は上がりませんでした。 |
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BIOSの書き換えには、EvolutionX(RemoteX) Ver:1.8.3285を使いました。
とりあえずこれさえあれば、改造環境は万全。
BIOSFlash・HDDFormat・FTP・ProgramLunch・・・ 設定は、他のページを探してください(FlashBIOSに関してはデフォでOkです、C:\BIOSにイメージを置いてください) |
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凶箱ママンですが、CheapMODの取り外しが可能にするため、16ピンのヘッダをLPC-DEBUGに
噛ましてあります。スルーホールに溜まった半田を除去する必要があるので
(半田付けが苦手ならばやめた方がいい)、リード線でCheapMOD
を接続しても構いません。 ピンを付ける場合は、ヘッダの4ピン目を抜く必要があります。 |
基板裏からやってしまいましょう、ママンを筐体から出して"R7R4"と書かれた
パターンを半田でショートさせます。 本体FLASH-ROM(TSOPパッケージ)の丁度裏になります。WE#<->WR# |
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次に基板表の"R7D3"をショートさせてください。 MCXPの付近にあります。RE#<->OE# |
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ちょっと休憩を入れて、リード線を加工します。 基板接続側は、軽く半田を盛っとき、片方は指でシャーシにあてやすいよう、長めに 被覆を剥ぎ半田でばらけないようメッキします。 | |
先に加工したリードを基板へ接続します。 R7D3付近、FLASH-ROMの近く。 |
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接続したリードがはがれないよう、テープで固定します。 | ||
CheapMODをLPC-DEBUGへ接続、リード結線する場合CheapMODのページ を参考にしてください。 |
ドライブを組み込んでしまうと、リードの引き回しが大変なので。
筐体の外に出した状態で接続します。HDDの裏面は、物によってはパターン
むき出しなので、CDケース等で絶縁してください。
また、シャーシを確実にGNDに落とすため、ママンはスクリューでしっかり 固定してください。 |
リードのむき出し部分を、シャーシ(シールド)に指で押さえつけたまま電源を入れます 押さえっぱなし。 |
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画像のような点滅パターンを繰り返し、リセットが何度もかかります。
ここで、指で押さえているリードを放します。 放したリードがショートしないよう、テープで絶縁すること。 放すタイミングですが、緑・オレンジ・赤と1サイクル終えたあたりで放します。 何度か試したところ、適当なタイミングでぜんぜん大丈夫でした。 |
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起動アニメーションが拝めれば、とりあえず起動は成功。 ママンは無事です、しかしFLASHの生死はまだ分かりません・・・(w | ||
EvoXを起動し、書き換えたいBIOSを選択、FLASHデバイス検出画面まで進みます。
ここで、オンボードのFLASHが検出されていれば本体BIOSの書き換えが可能です。
おめでとう、オンボードFLASHも無事です。本体BIOSを書き換えて、CheepMOD&リードを
外して凶箱を組み立てましょう。
DeviceID:ffであれば、検出に失敗しています、電源を落として3.からやり直して ください。どうしても検出できなければ、CheapMODとリードを外して電源を入れてみてください。 起動しなければ、FLASH−ROMが逝かれちゃってます、新しい凶箱を買うか、CheepMODで我慢汁。 |